レンタルサーバーでヘルプデスク【HelpDeskZ】

レンタルサーバー

今回はオープンソースのサポート/ヘルプデスクシステムであるHelpDeskZをレンタルサーバーにインストールしてみたいと思います。

作業に入るにあたり、レンタルサーバー側で指定のURLと、公開ディレクトリが設定されているものとします。

また、今回はエックスサーバーを利用してみたいと思います。

1. インストール用プログラムをダウンロード

Download | HelpDeskZ

上記リンクに遷移し、以下キャプチャの矢印のところからZIPファイルをダウンロードしてください。
(執筆時: helpdeskz-dev-2.0.2.zip)

ZIPファイルダウンロード

2. ファイルをサーバーに設置

ZIPファイルを解凍すると、以下のキャプチャの様なファイル群が生成されるかと思います。

ファイル群

このファイル群をレンタルサーバー上の公開ディレクトリにFTPやSSHなどでアップロードし配置してください。

この際に、キャプチャにも映っています .htaccess ファイルも配置するのをお忘れなく。

3. ファイル配置の確認

レンタルサーバーで設定したURLに遷移すると、以下の様なテキストが出て来ると思います。

Edit the file Helpdesk.new.php with your configuration and rename to Helpdesk.php (/home/xs671945/r12n.net/public_html/helpdeskz.r12n.net/hdz/app/Config)

そしたら次に移ってください。

4. データベースの用意と設定ファイル修正

データベースをレンタルサーバー上で用意し、設定するにあたり以下の情報を控えます。

  • ホスト名
  • データベース名
  • ユーザ名
  • パスワード

そしたら、/hdz/app/Config ディレクトリにある Helpdesk.new.php ファイルをコピーし Helpdesk.php ファイルを作成します。

この Helpdesk.php ファイルをエディタで開き、以下項目を修正し保存します。

#Database host
const DB_HOST = '{ホスト名}';

#Database username
const DB_USER = '{ユーザ名}';

#Database password
const DB_PASSWORD = '{パスワード}';

#Database name
const DB_NAME = '{データベース名}';

#URL of your helpdesk
const SITE_URL = '{URL}';

#Default helpdesk language
const DEFAULT_LANG = 'ja';

修正したら この Helpdesk.php ファイルをレンタルサーバー公開ディレクトリの /hdz/app/Config に配置します。

この状態で URL にブラウザでアクセスすると、以下の様な画面が表示されれば一旦OKです。

設定ファイル修正反映後画面

5. インストール作業

URLの後に /install とつけてブラウザでアクセスしてみます。

インストール画面

「Welcome to HelpDeskZ installation process!(HelpDeskZ インストール プロセスへようこそ!)」と表示されたら「Continue」ボタンをクリックします。

Welcome to HelpDeskZ installation process!

次に以下の様な画面が表示されたら各項目を入力し「Install HelpDeskZ」ボタンをクリックします。

この時 Full name はアルファベット表記のみで日本語入力するとエラーが表示されるのでお気をつけください。

Install Wizard

6. インストール完了

インストールが完了すると以下の様な画面が表示されます。

まずは「Go to staff panel」ボタンをクリックします。

Installation complete!

するとログイン画面へ遷移し、staff用のログインを求められます。

ログイン画面

管理画面が表示されました✨

管理画面

URLのルートパスに再度アクセスすると、以下の様な画面になりヘルプデスクシステムが設置されました。

ルート画面

まとめ

staff用の管理画面ではロゴの変更や reCAPTCHA の設定などもあり、思っていたより細かく色々と設定ができそうです。

また、UIとしても比較的シンプルで使いやすそうにも思えます。

ただ、素の状態では英語にしか対応していない様なので、こちらを参考に日本語用のファイルを自前で用意する必要があるのが現状のデメリットです。

もし時間あれば日本語用ファイルを用意してみたいと思います。

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